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建築のコーナー

質問のコーナー
Vol.2 − 3  2005/3/24

 
その他 各部について 床の傾きは?
 

1.床の傾き、その他


欠陥建築物やリフォーム特集のテレビ番組で床が傾いていることについて触れる機会が多いと思います。よくビー玉やボールを転がしていかに傾いているかを強調しますが、規定内の傾きでもビー玉のような球形のものは転がってしまいます。 つまり、ビー球が転がったから欠陥で転がらないからまとも・・ではないのです。ほんの僅かな傾きでもビー玉は転がってしまいます。たぶんテレビの画面の中で傾斜計を写すよりビー球が転がった方が視覚的にインパクトがあると判断したのだろうと思います。 それでは、どの程度までが大丈夫なのでしょう? 規定では3/1000までは大丈夫とされています。つまり横に1メートル行ったところで3ミリの高低までは許容範囲、それを超えると欠陥建築とみなされます。例えば6畳間で判断すると部屋の長い方の辺は柱の芯で2間(3,640ミリ) ありますから、3/1000の勾配では
      3,640 × 3/1000 = 10.92となり、10.92ミリ(約1センチ1ミリ)
    部屋の短い方の辺は1間半(2,730ミリ)ですから同じく
      2,730 × 3/1000 = 8.19となり、 8.19ミリ(約0.82センチ)
までの高低差が許容範囲となります。これ以上の高低差は欠陥建築の烙印を押されてしまいますから、注意しなければなりません。 では、どうして水平であるべきものが傾くのでしょう?

二つの場合があります。

1)最初から基礎が傾いて施工されている場合。

2)最初は水平であったが、地盤の不同沈下の結果傾いてしまった場合。


1)の場合には根太掛などの調整により、ある程度の修正は可能。

2)の場合には多くの場合、造作等が終了してしまっているので、修正は出来ないことが多い。

使用材料を少なくするためや天井高を高くとりたいために、根太掛けを省略するやり方がありますが、よほど注意深く、慎重な基礎工事業者に工事を依頼しない限り無理であり、床工事の際に大工さんが手間のかかる彫り込み調整を強いられます。
  













     





    

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