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男の料理   
  「たらの芽」


   新緑も鮮やかに映えて、いい季節になってきました。

そろそろ「たらの芽」が出る時期ですね。つくばでは「たらぼ」とか「たらぼう」とも言われています。野生で日当たりのいい山に生えます。冬の間は葉が一枚もなく、棘だらけの、ただの棒のようです。中には棘のない種類もあるそうです。まさに「季節を食べる」そのものでしょう。

 少し苦みがあるという方もいますが、今までの経験では何も味がしない食べ物だと思います。スーパーで、パックに入って売っている物をよく見かけますが、小さくて、蕾そのものです。個人的には、もっと葉が開いて5p〜10pぐらいの物がいいと思います。胡麻和えか、天ぷらが最高。

 写真は4月2日と9日に裏山にある「たらぼ」撮影したものです。野生なので蕾でも5pぐらいの長さはあります。1月に少しの施肥と、3月頃から水をやっていましたので、かなり伸びました。一番はじめの芽は食べずに、木の活性のため残しておき、2番目からの芽を食べます。一番高い先端の芽は食べません。芽がなくなった枝は枯れてしまう恐れがあるからです。昔、野生のたらの芽を摘みに行く人は、必ず2回までしか芽を摘まなかったそうです。3回目の芽を摘んでしまうと、その木が枯れてしまうからです。しかし、最近は、野生のタラの芽は何回でも芽を摘まれてしまうので、枯れている木が多いようです。

 ぜひ、家族で近所の山へ出かけて、タラの芽を見つけて、摘んで、季節を味わってみてはいかがでしょう。忙しさのあまり、今まで気がつかなかった自然が、あるかもしれませんよ。